【収録内容】 『那須正幹童話集1 ともだちみっけ』 サムくんは、「ともだちみっけ」の名人。だけど、となりのせきの奥山さんは、なかなか話をしてくれません。そんなふたりが、なかよくなれたわけは?表題作「ともだちみっけ」はじめ、子どもたちに語りかけ、心をはずませる、童話6編。
『那須正幹童話集2 いたずらいたずら一年生』 学校にいきたくないシンゴは、いいことを考えました。『きょうは、学校がお休みです』って、門のところにはっておこう! すると、校長先生が……!?表題作「いたずらいたずら一年生」はじめ、世界が広がり始めた子どもたちにおくる、童話6編。
『那須正幹童話集3 ヨースケくん』 小学校入学以来、5年生になるまで、いちども学校でウンチをしたことがないヨースケくん。その理由を、クラスでいちばん苦手な女子に知られてしまったから、さいあく……。家でも学校でも、日々苦労する子どもの姿をユーモラスに描いた『タモちゃん』『ヨースケくん』より6編を収録。
『那須正幹童話集4 りぼんちゃんの新学期』 3年生になったマキは、心にきめました。新学期の目標は、人に親切にすること! 転校生の左くんのめんどうを、みてあげよう! ところが、左くんは……? 元気いっぱいの女の子を主人公に、子どもの心の動きや友だちとの関係をこまやかに描いた「りぼんちゃん」シリーズから、2話を収録。
『那須正幹童話集5 ねんどの神さま』 太平洋戦争がおわって1年、山の中の小学校で、ある少年が、ふしぎなねんど細工をつくった。それは、戦争をおこしたり戦争で、金もうけしたりする悪いやつをやっつける神さまだという。それから、長い年月がながれ……。表題作「ねんどの神さま」はじめ、戦争、平和についての作者の深い思いを伝える3作。
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