英国で「ファンタジーの女王」と呼ばれた児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ。スタジオジブリの映画「ハウルの動く城」の原作者としても知られる作家が、子ども時代を回想し、トールキンやC.S.ルイスの作品を評論し、若い作家たちに創作の技法について語りかける。ファンタジーや児童文学、文学一般に興味のある大人向けの、刺激的な一冊。ジョーンズ研究の第一人者バトラーと著者の対話や、人気作家ニール・ゲイマンによる序文も収録。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの評論・エッセイ集です。
彼女の作品や「指輪物語」「ナルニア国ものがたり」といったファンタジー作品を読んでからだとより楽しめると思います。
トールキンやルイスの教えを受けたというのは知りませんでした。
売れっ子になってからも特に依頼がなくても文章を書いたりしていたんですね。
ジョーンズのファンタジー作品は小学生高学年からでも楽しめると思いますが、この本はもう少し大きくならないと多少難しいかも…。
制作秘話等いろいろと満載で読み応えがあり面白かったです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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