おさるのジョージとスティーブは物を作るのが得意。 オモチャのビルを作っている2人を見た友達のベッツィーから 「まるでハチみたい!」と褒められたジョージは、 ハチがどうやって巣を作るのかを聞いて、ますますハチに興味が湧きました。 でも、ベッツィーが用意したアースディの発表用のハチミツを全部食べてしまい、 大急ぎでハチミツを集めることになったジョージとスティーブ。
木に登ってもハチの巣を見つけられないジョージは、 アースディの会場にいた養蜂家のおじさんから、ハチの巣箱の作り方を教わり、 スティーブと2人で巣箱作りをすることに。 家にある戸棚と額縁を使って、何とか形は整ったものの、 本当にハチはやってくるのでしょうか…。
あま〜いハチミツをハチたちがどうやって集めているかを 知ることができる今回のおはなし。 巻末にはハチミツと粉ミルクで作れる「たべられるねんど」の作る方も載っています。 ハチミツの甘い匂いに包まれながら、ハチの仕事に感謝してみてはいかがでしょうか?
(木村春子 絵本ナビライター)
ジョージは、しりたがりやのかわいいこざる。今日は、どんなおもしろいことに出会えるのかな?
友だちが、発表のために用意した“ハチミツたっぷりのハチの巣”を、ついつい全部食べてしまったジョージ。あちこちで代わりを探すけど、全然見つかりません。このままじゃ、発表が台無しになっちゃう! どうする?
ベッツィーからもらった蜂蜜の入ったハチの巣をもらい、蜂蜜を食べるジョージとビル。少し味見のつもりが、夢中になって味見してるうちに、全部食べてしまいます。
困ったジョージとビルは、養蜂家をまねて、蜂の巣箱作りに取りかかります。
思いついたら即行動の2人には感心してしまいます。家にあるたんすの引き出しを持ち出したり、壁にかざってある額縁を持ってきたり、自分の知ってるもので代用しようというアイデアも素敵です。
さすが!ジョージと言いたくなりますが、後片付けをする黄色いぼうしのおじさんの気持ちも考えてあげられるようになるといいですね。 (てつじんこさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子4歳)
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