ミッション系の私立緑山女学院に入学した小川蘭。 花の名前を持った、友だちや先輩に囲まれ、充実した日々を送っていたのだけれど、高校で離ればなれになった彼氏の三島くんとは、だんだん距離ができてきて……。 そんな折、かねてから心のこもった手紙やメールをくれていた修治の誘いを受けて、姉の凜とパリへ向かう。 異国の地で弱音を吐かず、頑張っている修治の姿を見て、蘭は自分のほんとうの気持ちに気づく。
蘭高校1年生。「はじまりは花言葉」の続きです。
三島弦くんと付き合いながらも、幼なじみの修ちゃんが好きかもしれない…と揺れる蘭。
私は前々から弦くんよりも修ちゃん派だったのですが、本当に蘭が修ちゃんを意識する日が来るとは思っていなくて、驚きました。
ラストの弦くんの言葉と牧村先生のイラストがたまりませんでした。私の中の弦くんの好感度が上がりました。
人によっては蘭をひどいと思う人がいそうですね…。
切ない巻でした。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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