東小卓球部をめぐる、部活スポーツ小説の「チーム」シリーズの続編。第5巻に続く新装版書き下ろしの第6巻。おもな登場人物のその後を描く。純高1、ルリ高2、大地高2。それぞれが、進むべき道を迷いつつ、その一歩を踏み出していく短編連作。
新装版にて「チームみらい」から1年後のお話が読めると知り、「チーム」シリーズが好きなので購入しました。3つの短編が入っています。
・純高校1年生。進学校にて卓球部で文武両道でがんばろうとする純。彼らしいお話でした。純の熱意・真面目さは前々から人を動かす力があっていいですね。
・ルリ高校2年生。彼女が主人公のお話が読めるとは。卓球に熱を注ぐことにしたのかな?と思いきやモデルにスカウトされるお話で意外でした。過去を後悔するルリでしたが、前向きに向かうお話で良かったです。大地とはどうなるのかな?
・大地高校2年生。全日本選手権で広海とダブルスを組む大地。広海とは合わない…と電話で純にこぼします。「世界」で戦う卓球を目指す2人。この2人はやっぱりすごいんだなと思いました。能力値が高い彼らですが、やっぱり悩みはあるのですね。
みんな、がんばれって応援したいです。
これで本当にシリーズ完結とのこと。
面白かったです!おすすめシリーズです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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