ダイナミックな2種類のしかけを楽しめるしかけ絵本です。
前半は、「ぺこりんぱん」。 ページを開くと、ぺこっとおじぎしている動物たちの後頭部が。 しかけを上にめくると、かわいい動物の顔が登場して、「ぱん!」と拍手! ごあいさつ→拍手と2つの動作が連続するので、子どもも思わず真似して「ぱん!」と拍手することでしょう!
そして後半は、「くるりんぽん」。 ページを開くと、動物たちの大きなおしりが! しかけを下にめくると、くるっとまわってでんぐり返しして、にっこり笑顔が登場! かわいい動物のおしりとしっぽも、子どもたちが大好きなポイントです。
くま、うさぎ、ぶた、ひつじなど様々な動物が次々と現れるので、子どもたちはキラキラとした表情で夢中になること間違いなし!
この本をこんな風にするともっと楽しめる! というアイディア、提案がふたつ。 ひとつは全てのページに、見開きで2匹の動物が並んでいるので、少しだけ閉じ気味にすると、まるで動物たちが仲良くおしゃべりしているようになります。 特に前半のしかけは、上半身をぺこぺこと動かせるので、並んだ動物たちのしかけを動かしながら「かばさん、こんにちは!」「あらくまさん、こんにちは! おげんき?」などおしゃべりさせながら遊ぶこともできます。
ふたつ目は後半のしかけ。本を平らに寝かしながらページを開いて、しかけをめくったらそのまま本を縦に起こすと、くるっと回ってまるで本当にでんぐり返ししているようになります。 動きがさらにダイナミックになって、楽しさ倍増です!
(洪愛舜 編集者・ライター)
「ぺこりん」とおじぎしている動物たち。ページをめくると「ぱん」と大きな顔が飛び出します! いないいないばあのように変化が大きいので、赤ちゃんも大満足で楽しめます。
シンプルでわかりやすく、絵も大きく、赤ちゃんがもにっこり!真似したくなるしかけ絵本。
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