◆「幸せ」の定義を変える一冊
本書は、 アメリカの有名イラストレーター夫妻が、 世界中から募った500個の「幸せを感じること」を優しいタッチで描いた書籍です。 愛らしいイラストで、 グリーティングカードだけでも百万枚以上の売り上げを誇るような人気イラストレーターである著者ですが、 本書がベストセラーとなった理由はこれだけではありません。 本書を一度読んだ読者なら必ず口にする「あ、 わかるかも」「ある、 ある」などの共感の言葉の通り、 本書の中に取り上げられる500個の幸せはどれも経験したことのあるものばかり。 例えば、 「自転車で下る坂道」「おばあちゃんとおしゃべり」「サボってお出かけ」etc...。 日常にありふれたものばかりだけれど、 絶妙なユーモアによるセレクトと、 ゆるく優しいイラストによって描かれることで、 ページをめくるたびに思わず笑顔になってしまいます。 良いことがあった日はもちろん、 ちょっと落ち込んでいるとき、 疲れているときにも本書を開けば、 「意外にも幸せは日常にありふれているんだ」とほんの少し前向きな気持ちになれます。 文字ばかりでなく、 絵本のようにイラストが多いつくりから年齢を問わず多くの人に親しんでいただけます。 また、 小さな正方形サイズは見た目にも可愛らしく、 各国でプレゼントとして人気があります。
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