映画ベイマックスの主人公ヒロの直筆日記で物語をたどる、一風変わった本です。
「ヒロへ、おまえはすばらしいアイディアをたくさん持っているから、そのアイディアを書き込める日記をあげるよ! 悪い発想なんてありえない、どれも、いい発明につながるきっかけになるさ! 発明を続けるんだ! タダシ」
このメッセージとともにくれた、1冊の日記帳。ヒロはタダシの言う通り、自分が発明した猫用の空飛ぶブーツや、ロボットファイトに使うロボットをスケッチとともにこの日記に描いた。タダシに連れられ、サンフランソウキョウ工科大学の研究室で会った面白い仲間たちのことも、研究発表会に向けて発明に没頭した日々も。兄と一緒にいれば、世界はもっともっと広がると思っていた。
しかしある日、タダシが事故でなくなり……。
映画ではわからない、ヒロの創造力豊かなアイディアと、純粋で多感な心をこっそり見てみましょう!
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