「すごいんだよ、ぼくのわんこ。 とくいわざがいっぱいあってね。 しんじゃったふりができるし ひっくりかえるのもとくい。」
他には?
「つなひきや、ぼーるあそびや……。」
あれ? 遊んでいるぼくの横で、わんこはずーっと寝ているみたいだけど……?
ふわわわわぁーと舌をだして大きなあくび。 のんびり顔の大きなわんこ。 ごろごろと床に転がっているように見えて、 小さな男の子にとっては、なんでもできちゃうすごいわんこなんです。
わんこがいれば、だいじょうぶ。 ぼくはいつだって……。
おだやかなわんこを相手に、あそびながら甘えながら、 男の子は安心して時をすごします。
やさしいスケッチのような絵で描かれるぼくとわんこ。 ふたりいっしょの空間は、さいごまでふたりのもの。 そのぬくもりがつたわってきます。 ほのぼのする幸せとユーモアがただよう絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
「ぼくのわんこすごいんだよ」。本人は真剣、だけど思わず突っ込みたくなるわんこ自慢が続きます。いつも一緒のふたりの友情をほのぼのとユーモアたっぷりに描いた絵本。
「ぼくのわんこすごいんだよ」と自慢する男の子のお話です。
この主人公の小さな男の子,すごく幸せなんだな〜と読み手にも伝わってきます。
この絵本を読んだお子さんは,羨ましくて「わんこ」がほしくなってしまうのではないでしょうか(笑)。
いいですね〜!! (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子6歳)
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