おとなは だれもが こどものいのちの みはり役
今日はおさるの保育園の遠足です。 みんなは水場でひとやすみ。 「ふんふん、えもののにおい」ひょうが目をさまします。 ひょうに気がついたジュリ先生は…。 危険な事故があったらどうする?かくす?とじこめる?みんなで考えてみよう。
弁護士・日隅一雄さんが、病の痛みで眠れない夜に一篇の童話を書きました。そこには、命をかけて子どもたちを守ろうとした自身の姿と、人と社会への愛がつまっていました。この絵本をとおして、私たちに託された思いをいっしょに考えて行きましょう。
とてもとても深いメッセージの込められた作品でした。
良いも悪いも情報にあふれ、身近な人ですら疑ってかからなければならない世の中。
私自身も含め、親たちはわが子を守るために、必要以上の干渉、保護に明け暮れる毎日…。
この本に登場した親ザルたちも、同じ思い。
子ザルたちに真実を告げず、ただ閉じ込め、必死で危険から守ります。
でも、それは本当の解決策ではないということ。
自ら情報を発信し、考える。
主体的に生きられる世の中でないといけないんですね。
難しいテーマですが、親も子もそういう意識を持つことは、とても大切なことだと感じました。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子10歳)
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