大人が漫画を読んでいるのを見て、子どもが羨ましそうにしていること、ありませんか? でも、子どもが読める漫画ってなかなかないし、早くても小学生くらいからかな……と思っていた方に、朗報です! 世界中で大人気の「バーバパパシリーズ」が、この度「コミックえほん」という新しい形になって登場しました! 絵本の世界観そのままに、漫画形式になっているので、小さな子どももすんなりと世界に入っていくことができます。 しかも内容は、とっても楽しくてハラハラどきどきがいっぱい詰まった「冒険もの」ときたら、子どもたちが夢中にならないわけがないですよね。
そんな「バーバパパのコミックえほんシリーズ」第4弾である本作には、「バーバブラボーは名探偵」と「バーバモジャのひみつ」の2作品を同時収録。 (ひとつ読み終わっても新しいお話がもうひとつ始まる、という「お得感」も嬉しいポイントです!)
自分で文字を読める子も、初めはコミック形式に慣れず、どんな順番に読んでいけばいいかよくわかないと思うので、慣れるまでは大人が一緒に読んであげてください。 何度か一緒に読むうちにコツをつかみ、きっと夢中で読みふけることになるでしょう!
シリーズのメインキャラクター・バーバ一家は、パパ&ママと7人きょうだい、合わせて9人家族。 男の子4人+女の子3人のきょうだいたちは見た目も性格もとっても個性的で、それぞれの特徴がわかってくると作品の楽しさが倍増します。 見返し(表紙を開いたところ)に家族9人の紹介が載っていますので、ぜひ参考に。 この絵本に収録された2作品は、バーバ一家の長男・バーバブラボーが大活躍します。かっこいいお兄ちゃんを頼るシーンもあれば、落ち込むお兄ちゃんをなぐさめる場面もあったり……きょうだいたちの様々な関係が垣間見えるのも楽しいポイントです。
また、前半の作品「バーバブラボーは名探偵」では、ヨーロッパの街並みも楽しむことができます。モロッコ最大の都市・カサブランカの白い街並み、ポルトガルの首都・リスボンの重厚感ある建物たち、そしてイスタンブールへと向かうオリエント急行! 絵本を読みながら、ヨーロッパ周遊紀行はいかがですか?
(洪愛舜 編集者・ライター)
年長の息子が気に入って読んでいます。
絵本と同様、バーバパパファミリーの活躍がとっても楽しい絵本(漫画)です。今回のお話ははバーバブラボーが主役でした。何やら大発見をしたバーバピカリが誘拐されてしまい、帽子をかぶって見た目もしっかり名探偵のバーバブラボーを中心として家族みんなで探しに出かけます。家族みんなで協力してバーバピカリを助け出すお話は、とてもドキドキわくわくで楽しかったです。
2つ目のバーバモジャの話も、息子はすごく面白かったようで、一足先に読んだ後、私にうれしそうに内容を説明してくれました。 (てつじんこさん 30代・ママ 男の子9歳、男の子6歳)
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