韓国・朝鮮の昔話を最近多く出版している写真少年新聞社から出された絵本です。
大人の間では韓流がいまだにブームのようですが、子どもの世界ではどうでしょうか?我が家では親も子もあまり興味がありませんでした。ところが、図書館でよく見かけるのです。韓国や朝鮮に関した新刊書を。新刊書は大好きなので、いくつも読んでみました。
この本はそんな中の1冊。サブタイトルにもあるように、建国の話が語られています。それによると、国の基礎を作った檀君は天から下って来た神を父としています。そして、優しく賢く強い三拍子そろった人だったそう。
とまあ、どこにでもある神話ですが、面白かったのは檀君の母の出自でした。日本にはない感性だなあと思いました。こういうお国柄の違いに気がついてしまうと、もっともっと、この国の話が読みたくなりますし、また、他の国の建国の話も読みたくなります。
子どもよりも私が楽しんでしまいました。 (えっこさん 40代・ママ 男の子13歳、女の子10歳、女の子6歳)
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