中二の夏、溺れていた子どもを助けようとして、自らも命を落としかけた希子は、それ以来心を閉ざしてきた。だれとも関わりを持たないように。将来の夢など見ないように。 そんな希子の前に、「死神うどんカフェ1号店」があらわれる。どこか世慣れない店長と、男子ふたりが開店したそのうどんカフェには、なぜか三田亜吉良、自分を助けるために川に飛びこみ、意識不明の重体のまま眠りつづける元クラスメイトの姿があった。 妙に人間くさい死神たちと、半死人となってよみがえった元クラスメイトの少年と過ごす時間の中で、自分らしく生きることができずにいた少女はどう変わっていくのかーー。
希子の命を助け、意識不明のまま2年眠り続ける亜吉良。
希子は自分を責め、進学先を変え、友達を作らず、楽しみを避け…といった生きているけど死んでいる生活を続けます。
そんな亜吉良がうどん屋で働いているところを希子は見つけます。
亜吉良も希子もいいこです。半死人の亜吉良ですが生き返って、2人とも幸せになってくれるといいなー。
うどんのおいしさに打たれ、死神をやめ、うどん屋を始めた元死神と彼を慕う現死神たちの姿も!?
死神ですが人間くさいです(笑)。
元死神の九嵐もいい人っぽいですが、何を考えているのかな?と思うところも。
今後どうなっていくのかな。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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