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面作師見習いとして、「お面屋たまよし」の屋号で面を売りながら旅を続ける少年・太良と甘楽。彼らが夜にだけ商う“妖面”を被れば、誰でも好きな姿に化けられる。しかし心が負の感情に傾けば、人ならぬものと化し、二度と元に戻れない。それでも人々は不思議な妖面を求めて、夜ごとお面屋を訪れては、欲と願いを満たそうとする。人の業にふれながら旅を続ける二人は何を見つめているのか。時代ファンタジー新登場!
ふしぎなお面を売るお面屋が出てくるお話が4本入っています。
どのお話も面白かったです。
なりたいものになれる面…だが、取れなくなってしまう場合もあるというリスクも。
おもしろそうではあるけれど、わたしはやはりこの条件なら買わないだろうなー。
お面屋たちの悲しみも感じられてよかったです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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