ふかふかのお布団とまくらって、気持ちよくて子どもも大人も大好きですよね。 そんなお布団とまくらが、絵本になりました!
「こんにちは〜。ぼくは ふかふかの まくらくん」 と、元気いっぱいのまくらくんが登場。 まくらくんのお母さんは、ふんわりの掛布団。 まくらくんのお父さんは、どっしりの敷布団。 おひさまぽかぽかの原っぱでひなたぼっこしていると、動物たちが次々にお昼寝しにやってきました。 にわとりの親子が眠るときは横にながーく伸び、へびじいさんが眠るときは縦にながーく伸びる、不思議なお布団親子! ふかふかの布団に包まれた、動物たちの幸せそうな寝顔を見ていると、こちらまで幸せな気持ちになります。
「みんなが よろこんでくれるって いいな!」と、まくらくん。 いつも自分たちをふかふかにしてくれるおひさまにも布団でお昼寝してほしい!とはりきるのですが、 逆に、おひさまから、「おひるねなら わたしの おふとんで いかがですか?」と誘われます。 おひさまのお布団って……!?
ふかふかの魔法にかかったような、ほんわか幸せな気持ちになる絵本です。
(洪愛舜 編集者・ライター)
まくらくんは、敷き布団のお父さんと掛け布団のお母さんの布団一家の子ども。布団たちの上にはいろいろな動物がきますが、まくらくんは、おひさまにお昼ねしてほしいと言いだして・・・
描け布団のママに、敷布団のパパ、枕の息子。色んな家族の絵本があるけれど、ふとんの親子とは新しい。
ネコやにわとり、へびさんまでみんなをぽかぽかあたためて、喜んでもらうことを喜ぶふとん親子たち。読んでいるこちらの心までぽかぽかしてきます。
最後に雲のおふとんが出てきたときには、子どもたちがうらやましそうにしていました。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子5歳)
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