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福井藩士の由利公正は、藩主が招いた熊本藩士・横井小楠に学び、困窮する福井藩の財政立て直しに力を尽くした。やがて、公正は小楠の紹介で坂本竜馬と知り合い、意気投合する。公正の財政手腕を認める龍馬は、明治維新後の新政府の財政を任せられる人物として、政府の岩倉具視に公正を推薦。明治政府に登用された公正は、財政面から政府を支え、政府の基本方針『五箇条の誓文』の草案をつくるのだった。
日本の歴史の中で、幕末時代は激動でありながらも、行動力のある人物たちや多くの仲間が出来上がる時代でもあって、面白いな〜と思います。
福井藩士であり、坂本龍馬とも意気投合した由利公正の人物伝です。
人物伝は、生い立ちた立場や背景や心情、深い味わいを感じられていいな〜と思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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