知らないことばを人にきけないばっかりに、みんながとんちんかんな会話をするお話「てんしき」と、神さまにもらったふしぎなうちわで、とんでもない悪さをするお話「花の都」。
娘が『じゅげむ』に続いて読みたがっていた落語シリーズです。笑いながら読んでいました。
自分で読めるようになる小学生頃がおすすめです。
『てんしき』は本当に知ったかぶりはいけないなあ・・・と思いました。
体の調子がよくない、おしょうさま。お医者様に診てもらうと、「てんしきはありますか」と聞かれます。
『てんしき』という言葉がわからない、おしょうさま。見栄を張って知ったかぶり。小僧さんに『てんしき』を借りてくるように言います。
小僧さんは『てんしき』を借りに、あらもの屋、お花屋に行きますが、売り切れた、食べちゃったとかで手に入れることはできません。
結局『てんしき』とは○○○の事だったのですが・・・
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥ですね。
娘もおちを知るまでは何だろ??とワクワク。おちを知ってからも何回も読んでました。
『花の都』の方は、鼻をのばせる魔法のうちわを手に入れた主人公。うちわを扇ぎ、芸者の鼻をのばしにのばして、鼻の上をどんどん走っていくと江戸から京都まで走ってきていましたというお話。
鼻の上って乗れるん?走れるん?どこまでいくんよなあ・・・と興味は尽きない様子でした。 (ぐるんまさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子1歳)
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