街の道路管理部には、大きくて立派な「働く車」が勢ぞろい。 そこにやってきたのは、小さな小さな雪かきブルドーザーのプラウくん。
大型トラックたちに、 「ちいさなプラウくんだな」 「おちびさんだけじゃ むりだから おれたちが たすけることに なるだろうよ」 と、いつもバカにされています。
けれども、そんな大型トラックたちに背を向けて、プラウくんは一人、トレーニングに励むのです。 腕を上げ下げしたり、砂利の山を降ろしたり、重いコンクリートのブロックをひっぱたり…。
ある冬の日…、 「たいへんだ、おおふぶきになった!」
いよいよ、プラウくんの出番です。
しかし、何度雪かきをしてもどんどん降ってくる雪…、 さらに、大きなダンプカーが雪崩に襲われます! プラウくんは、助けることができるのでしょうか!?
最後の最後まで努力するプラウくんの姿。 この絵本は、毎日コツコツと努力することの大切さを教えてくれるだけでなく、 それを「自分がやりたくてやっている」という姿が、とてもかっこいいことを感じさせてくれます。
毎日黙々と努力するプラウくんのような人に自分もなりたいし、子どもにもなってほしい。そう願う方は、ぜひ親子でこの絵本を読んでみてください。
(洪愛舜 編集者・ライター)
大型トラックたちから小さなからだをからかわれても、毎日黙々と、そして前向きにトレーニングを続ける雪かきブルドーザーのプラウくん。やればできると自分を信じ、目の前にあることに一所懸命取り組むことの大切さを教えてくれる絵本です。
ちいさなブルドーザーブラウくんは、毎晩トレーニングをしてます。
腕を上げたり下げたり、
いち、い、さん、し・・・・・・・・10かいずつ!
大型のトラックたちにからかわれたりしたブラウくんですが、
なだれがおきて、ダンプカーが埋まってしまったのを、小回りのき
くブラウくんが、助けます。
”やれば出来ると教えてくれた父と母”
”一生懸命働くことが大切だと教えてくれた父に。”
頑張って働く車ブラウくんの頑張る姿が素敵に描かれていました
(押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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