むかしむかし、遠い南の海にカメのような形をした「かめのこ島」がありました。 ウミガメのター坊は、ひさしぶりに大好きなふるさとの「かめのこ島」に帰ってきました。 ところが、美しかった島は森がなくなり、枯れた巨木がポツンと残っているだけでした。 なぜなら、人間たちが森の木を全部切ってしまい、土が海に流れ砂浜がドロでうまり、森の生きものも海の生きものも住めなくなってしまったのでした。 悲しくなったター坊は、島をもとに戻そうとタネを植えはじめますが、なかなかうまくいきません。そこへオレンジ色の巨人ボノロンがあらわれて……。
シリーズなのですね、初めて読みました。
かわいらしく優しく描かれています。
とても大切なことが描かれていました。
千年以上生きて、これからの自然のために
死んでゆく巨木さんの美しい涙に感動。
巨木さんのそばで、すくすく育ってゆく苗木に
気持ちが前向きになりました。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
|