妖面、なりたいすがたになれるというそのお面は、面作師の中でも、腕のいい者だけが、作れるのだという。妖面は、諸刃の剣。面をはずせなくなれば荒魂化し、人として生きていくことができなくなる。
荒魂化が起きるたび、人間の<おもて>ではなく、その裏側にひそむ闇を見ろという、師匠の言葉を思い知らされる面作師見習いの太良と甘楽。
後悔を背負い、それでもなお、太良と甘楽は面を売り続ける――。時代ファンタジー第5巻!
4つのお話が収録されているシリーズ第5弾。
荒魂化してしまうのは毎回辛いです。太良たち、よくがんばってます。
なーんとなく荒魂化してしまう人はわかるようなわからないような。
太良と甘楽につきまとう、謎の存在の正体は? (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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