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ドイツ貴族の娘として生まれたゾフィー(のちのエカチェリーナ2世)は、14歳でロシア皇太子のお妃候補となり、ロシア帝国へと旅立った。そして、ロシア語を勉強し、ロシアの宗教に改め、エカチェリーナと改名して、ロシアで生きていく決意をする。その熱心な姿は、ロシアの人々の心をつかんでゆき――!? のちにクーデターを起こし、みずから皇帝の座についた、偉大なプリンセスの物語。
ドイツの下級貴族に生まれながら、運命のいたずらでロシアへ嫁ぎ、やがて皇帝へ・・・
ロシアに嫁いだ後は、多大なる努力をしてロシアの国の為になることを考えて行動していく様子が、彼女自身の理知的な考えに基づいてはいるのですが、権力に固執しているからというのではないことが感じられました。
それでも謀略をめぐらし、上りつめていく様は、凄いの一言です。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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