とある月夜、街中から「あるもの」が盗まれた! その「あるもの」とは......、時計の「3」! そんなものなくなったって、困らないじゃない? いえいえ、それが大問題! 時計の「3」がなくなったせいで、「おやつの時間」もなくなってしまったのです。 おやつの時間がなくなった街では、ケーキがちっとも売れません。 ついには、お店においてもらえなくなったケーキたち。 このまま、なにもしないではいられません! モンブラン、ショートケーキ、カボチャプリンの3人は、「3」を盗んだ犯人探しに出かけます。 あやしい手がかりをたどった先に待つものは―――!?
街中の時計から「3」が消えるというふしぎなできごとから、おやつの時間がなくなり、そしてケーキたちがクビになり……、と予想外な展開の連続! 思いもよらない犯人とは? 「3」を盗んだ理由とは? ほっこりかわいい意外な結末が待っています。 読み終わったころにはケーキが食べたくなってくる、おいしくて愛らしい一冊です。
(堀井拓馬 小説家)
ある月夜、町中からとけいの『3』がぬすまれて、 “おやつの時間”が消えてしまった。たちあがったのは3人のケーキ。 夜空にうかぶ影、 現場に残された手がかり…謎の犯人を追え!
にんにんにんじゃシリーズで可愛い挿絵に釘付けとなり、こちらも読んでみました。
やっぱり可愛い絵ですね〜(笑)
お話は、時計の「3」が盗まれて、暇になってしまったケーキ屋さんのケーキ達が犯人探しに乗り出すのですが・・・
おやつの時間以外でも、ケーキは人気だよ!と言いたいです。
むしろおやつの時間にケーキは食べないかも・・・
でものんびり屋のスポンジケーキが実は重要なカギを握っているとは!
「やられた!」と思いました(笑)
挿絵が可愛くて、テンポよく読めるので、とっても楽しい作品だと思います。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳)
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