チャールズは、教室にすわっているよりも野外で生き物をさがしている方がいきいきとしている子どもでした。大きくなったチャールズは、父親の反対をおしきり、1831年に調査船ビーグル号に乗って、南アメリカのまわりで世界一周をしたのです。化石を掘り起こしたり、ガウチョと馬で高原を駆けまわったり、火山と地震に遭遇してびっくりしたり……。彼がこの冒険の間にみつけた発見は、後に「種の起原」という本にまとまり、世界の見方を変えた考え(進化論)となりました。
はじめてダーウィンの生涯やビーグル号航海記に出会う子どもにぴったりな科学絵本。巻末にダーウィンについての解説とコラム「ふしぎ! ほんとう?」が掲載されています。
旅するダーウィンの新しい発見や体験でわきたつ様子を一緒に体験できます。行く先々でジャンルを問わず、生き物に関する様々な刺激を受け、一つの発見へと思考をまとめていく様子がカラフルな絵で伝えられていて、非常に興味深かったです。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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