プレゼントに恐竜がほしいと願う車椅子の少年のもとに、ほんものの恐竜クリスマスサウルスがやってきた。少年と恐竜の友情と冒険を描くファンタジー。 北極のサンタクロースとエルフたちが、数千万年ものあいだ氷に埋まっていた卵を掘り出し、恐竜が現代によみがえった。世界に一頭だけのクリスマスサウルス。そして、クリスマスプレゼントにほんものの恐竜がほしいと願う、車椅子の少年ウィリアムのもとに、クリスマスサウルスがやってきた。少年と恐竜の出会い、友情、冒険が繰り広げられる。そして、クラスのいじめっ子や、邪悪なハンターに立ち向かう。イギリスでベストセラーになり、映画化も決まった、話題のクリスマス向けファンタジー。
表紙のかわいい恐竜がこのお話の主人公です。
この恐竜は大昔、卵だったときに、大変なことが起こって、
一人だけ海に沈んで生き残ったのです。
やがて氷河期が訪れて、それからもっと長い期間が過ぎて、
あるクリスマスの前に、ちいさなエルフたちに北極で救い出されます。
温めて孵してくれたのは、なんとサンタさんでした。
そして、イギリスのあるところに、お母さんを事故で失い、自分も車いす生活をしている男の子がいました。
意地悪な友達や、邪悪なハンターも出てきますが、
映画ではどんな風になるのでしょうね。
信じることの大切さ、やさしさ、勇気をちりばめたファンタジーだと思います。
この世に同じ種がいないひとりぽっちのサウルスが、サンタの作ったぬいぐるみを親友として愛するところは、切ないです。
男の子とクリスマスサウルスが巡り合えて、本当によかったです。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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