父さんにもらったハガキで、ほんかくてきなしょうたいじょうを作って、ほんかくてきな部屋のかざりつけをして、母さんにもほんかくてきなりょうりをたのんでおいた。じゅんびはかんぺきだ。──本文より。 郵便屋さんの手違いでたんじょう会にきょうりゅうがやってきた。でも、 「まちがいだから帰ってください、なんていえない。それはきっと、ほんかくてきじゃない。」 それにきょうりゅうは初めてのパーティに出席するためにマナーを勉強してきたらしくて、とてもお行儀が良いのだ。でもきょうりゅうがケーキを食べるとたいへんなことがおこって……。
「れいぎ正しくすること」は、「ほんかくてき」なことで、ちょっと背伸びをするような、ステキなことだと思って楽しんでいる、ぼくときょうりゅう。
たんじょう日という子どもにとっては一番のハレの日を舞台に、マナーを大切にすることが、ちょっと「ほんかくてき」でわくわくすること、お友達ともっと仲良くできるステキなこととして可愛らしく描かれています。新鮮な視点に大人もはっとさせられる楽しい作品です。
人間の男の子のおたんじょう会に本物のきょうりゅうがやってきてしまいます。
きょうりゅうが来れば、それはびっくりですよねー。
いいきょうりゅうなのにお友達が逃げ帰ってしまったのが残念でした。…でも仕方ないのかなー。
初めてのたんじょう会のためにいろいろとがんばってきたきょうりゅうさんが愛おしいです。
こどもが面白かったと言っていました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子7歳、女の子3歳)
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