大昔の話だ
北の海の島に 大きな 大きな ねこがすんでいた
ある年 海から離れたところに 村人たちが住む村があり 土地も肥えて 安心してのんびり暮らしていたが ネズミが大量に発生して 田畑が荒らされ あかごまで食われる おそろしいことがおこった
そこで村人は からねこの島へ行き 酒に酔わせて ねこを島に連れてきた
からねこは ネズミの大群を追いかけて 南の湖 まで追いつめた
ねずみは 湖に流された
からねこは ギャオーギャオーとほえたてていた
村人たちはその からねこが恐ろしくて 撃ち殺すことに決めた
ねずみをたいじしてもらっら事などすっかり忘れて
自分たち人間に事だけ考えていた
そしてからねこを ころし大きな塚に埋めたんだ
でもその塚から不思議なことが怒り 大きな樹が天までのびていった
お日さまを遮るほどに そこで こんどは 焼き払うのです
炎が 天に伸びおってくるような 恐ろしいことになった
そんなとき 一人の女の子が
♪ からねこ からねこ ざんぶらさ
海の島に かえりたかろうェー
ほろほろ ほのおも かなしかろうェー ♪
こんな歌を歌っていたのです 村人たちはやっと 自分たちの身勝手さに 気づきました
「からねこさまー」涙して詫びました
こんな昔話に じーんときます
人間の身勝手な心 心しないとと思いました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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