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双子の兄妹を中心に、からまりあう恋の糸。そこに、いたずらをしかける者が登場し……?
多分、シェイクスピアが書いた十二夜とは所々が違うみたいですが、正直言って、シェイクスピアに負けないくらい?の言葉遊びをふんだんに取り入れていて、全く知識のない人でも純粋に面白いと思える本だと思います。
ずっと、主人公の長ったらしい名前を繰り返すのも、まったくシツコイと感じさせないところが、斉藤洋さんだなと思わず感心しました。
どんな話なんだろうと、さらっと読みたい人にとてもお勧めです。これなら、喜劇だねって感じられる一冊でした。
ちなみにシェイクスピアを18歳になるまで読んだことのない息子も読んで、面白かったと言っていました。
私は十二夜の意味がお月様とは一切関係ないとは全く知らず、目からうろこでした。結構、お薦めです! (汐見台3丁目さん 50代・ママ 男の子18歳)
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