第二次世界大戦時,ナチスドイツ支配下のフランスから,子どもたちだけでスイスの国境をめざした,ユダヤ人少女の驚くべき実体験.
本の最初の2ページくらいを読んだ時点で初めて気づきました。あ、これは今年、見た映画の話だと...
13歳のユダヤ人の女の子が自分より小さなユダヤ人の子どもたちを連れて、スイスまで逃げ延びる話です。話の中にもでてくるのですが、彼女たちに協力してくれる人たち、その逆で、彼女たちを虫けら同然に扱おうとする者たち。自分がその時代に生きていたとしたら、どちらになったのだろうと思うと怖くなります。願わくば、前者でありたいです。
知識がないと背景が分かりづらいと思いますが、文自体は大変読みやすく、是非、読んでほしいです。 (汐見台3丁目さん 40代・ママ )
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