10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適!
日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ50ずつ選び、分かりやすく解説しました。
登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。
俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。
すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。
【編集担当からのおすすめ情報】 子どもから大人まで、この1冊で俳句・短歌にはじめて触れる人は、とってもラッキー!万葉集から現代まで、大きく日本の詩歌の流れと、魅力がわかります! どの時代の詩歌にも現代語訳がついていますので、今の感覚で味わうことができます。 志貴皇子(しきのみこ)が奈良時代に詠んだ春の名歌に、共感することができるなんて、わくわくしませんか。 どこから読んでも、つまみ読みでも、見開きで完結しているので、大丈夫! 毎日の気持ちにフィットする詩歌を探してみてください。
10歳ってどこか節目でしょうかね(笑)。
我が家の子供も10歳になったので、こういう1冊を読むのもいいものかも!と思いました。
日本詩歌、なかなか難しいかもですが、日本人として何か心に感じるものもあるかもですね。
時々開いて読んでみる、そんなカタチでもいいので、本棚に置きたい1冊にも思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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