ナショナル ジオグラフィック キッズ 〈ミッション・アニマル・レスキュー〉シリーズ 大型ネコ科動物で最大、森の王者トラが消える──? トラを知らない人はいない。 大きく強くたくましく、しまもようが美しい。 でももう、野生にはたった3〜4000頭しか残っていない。 人間による密猟や、森林伐採が原因だ。 絶滅したら、なにが起きると思う? 地球全体にとって困ること。 どうすれば絶滅をふせげる? トラを知ることから、始めよう──
■特長 ・ ナショジオならではの、美しく、迫力たっぷりなトラの写真が満載。 夜のジャングルを歩く姿、子どもどうしでじゃれあう姿、母子のよりそう姿、狩りの瞬間…ここでしか見られない、野生のトラのすべて。 ・ トラの亜種や、それぞれの特徴、進化の過程、生息域など、図鑑に負けない情報を網羅。 ・ 必読! レスキュー隊長ココリコ田中の書き下ろし、おもしろくてためになるコラム「生きものの寒さ対策」。なぜ、寒いところにすむ生きものは体が大きくなる? 「ベルクマンの法則」をやさしく解説。 ・ 多摩動物公園のアムールトラ3頭、シズカ、アイ、アルチョムを紹介。トラのベテラン飼育係さんに、シズカたちの性格や、えさは何を食べているか、繁殖についてたっぷりきいた。 ・ レスキュー隊長企画! 子どもにもできる保護活動「レスキュー・アクティビティー」のコーナーは、「ビッグ・キャットウォーク」!! なぜトラは人に狙われるようになったのか…小学生10人といっしょにトラの気持ちになって考える、トラ柄ファッションショーの模様を掲載。
■各章の内容 1章トラの生態 トラは、大型ネコ科動物でもっとも大きな種。オスは最大300kgにもなる! 2章トラのすみか かつては東南アジアから中国、ロシアの北東部まで広い地域に生息していたが、森林伐採や広大なヤシ油プランテーションの開発がトラのなわばりを分断し、生息地を奪っている。 3章トラの家族 トラは一夫多妻制? オスの大きななわばりの中に、メス数頭がそれぞれのなわばりをもってくらす。 4.トラの狩り 大きな獲物も倒せるほど強いが、成功率はそれほど高くない。1回の食事で食べる量は40kgにもなる! 5.トラと人 古くから、生命力とパワーの象徴としてうやまわれてきたトラ。だがその厚い信仰心によって、トラは薬の原料にもされてしまう。また、楽しみのために大型動物を狩る「スポーツハンティング」の標的にもなっている。 6.トラを絶滅から守ろう 世界と日本のトラ活動家たちを紹介。世界の子ども活動家たちは、野生のトラを救うためにどんなことをしているのだろう? 日本の子どもたちができることはなんだろう?
■〈ミッション・アニマル・レスキュー〉シリーズとは: 動物園や水族館で人気の生きものたち。なのに、地球上からどんどん姿を消しているのはなぜ…? 絶滅危惧動物を取り巻く環境を知り、人間との共存を考える。 子どもたちが初めて出会う、図鑑を超えた動物シリーズ全8巻。順次刊行! サメ、パンダ、ライオン、シロクマ、トラ、オオカミ、ゾウ、ウミガメ 芸能界随一の生きもの大好き芸人、ココリコ田中直樹がシリーズ日本版に企画立案・企画監修として参加。レスキュー隊長として、子どもたちと動物保護を考える。
■ナショナル ジオグラフィックについて 1888年に設立された、科学と教育を推進する世界有数の非営利団体。 さまざまな教育活動を通じて、人々の相互理解と地球環境の保全に取り組んでいる。 本部は米国ワシントンD.C.。
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