
子どもたちに夢と希望と虫を! 昨今「昆虫食革命」のうねりが高まりつつあります。 2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)が、食糧問題解決の切り札のひとつとして 「昆虫食」を推奨する報告書を発表しました。 そこには、昆虫は体によくて地球のためにもなる食材。栄養価が高く、環境に優しく、 効率よく養殖ができ、貧困地域における生計の手段にもなる……などなど。 オランダを中心に科学的な研究も着々と進められ、フランスやアメリカなど さまざまな国で食用昆虫ビジネスが加速しています。世界的に注目されている昆虫食ですが、日本では話題になっているとはいえ、まだまだ一部の愛好家の間でのブームです。 本書は漫画メインで読み物も織込みながら将来の食糧問題対策としての「昆虫食」を 未来を担う子どもたちにこそ理解してほしいと願い発刊されます。
あらすじ 突然転校してきた不思議な少女マイマイはお弁当に「虫」をもってきて食べはじめ、クラスメイトにも勧める。最初は気持ち悪がっていたクラスメイトたちだが、やがてその魅力にひきこまれていく。昆虫食をみんなに知ってほしいというマイマイはクラスメイトのおさむとともに国連が主催する「世界虫食フェスティバル」に出場して全世界にそのすばらしさをアピールしようとするが…。
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