
おうちには誰もいないけど、かくれんぼをしたくなったじゅんちゃんは、目をつぶって言ってみます。
「もう いいかい」
すると……
「もうういいよ」「もういいよ」「もういいよ」
あっちからも、こっちからも声がしますよ! さっそく、どこに隠れているのか探しにいくじゅんちゃん。 おふろばかな? 台所かな? それとも……?
最初に見つけたのは、りすさん。 あらら、あんなところからしっぽが見えて。 次に見つけたのは、うさぎさん。これは、なかなか難しいぞ。
次にはくまさん、そして最後は大きな大きなあの子も!
お留守番をしているじゅんちゃんのところへ、次々と動物たちがやってきて、楽しい遊びがはじまる「じゅんちゃんとおともだち」シリーズ。実は、八木田宣子さん、和歌山静子さんのコンビで1977年に出版されたこのシリーズの中から好評だったこの作品の絵を、和歌山静子さんが絵を全面的に描き下ろし、リニューアルされたものなのです。
家のつくりやインテリアなどが時代を反映して描かれています。でも変わらず堪能できるのは、じゅんちゃんと動物たちの愛らしさ!和歌山らしいシンプルでダイナミックな線から生まれる彼らは躍動感たっぷり。くまさんの毛並みもたまりませんね。スカッと爽快、気持よくなれる終わり方も子どもたちは大満足。
こんな風に、何十年経っても色褪せない遊びの世界こそ絵本にぴったりくるのでしょうね。あかちゃん絵本の、次の絵本を探している方にぴったりですよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

じゅんちゃんがおうちでひとり、「もういいかい」と聞いてみると「もういいよ」。動物たちの声がして、かくれんぼがはじまります。おふろばで、だいどころで、しっぽやおみみが見えてるよ! 全点絵を改めた新版。

5歳の子供に読み聞かせをしています。
かくれんぼから始まる物語。
家の中でかくれんぼをして行き、日常とつながるので子供は絵本に入りやすいかな。
次は何かな?すると・・・と気になるような顔しているので楽しい絵本です。 (えがだいさん 40代・パパ 女の子5歳)
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