いぬのシフォンとおじいさんはとっても なかよし。 いつもいっしょにさんぽして、まちのみんなのにんきものです。 ところがあるひ、とつぜんシフォンが びょうきに……。 誰の心も開いてみせた犬とおじいさんの悲しい別れを通して、たがいに思いあう気持ちの大切さを描いた絵本。
イマジネイション・プラス初のオリジナル絵本です。
著者について 1960年東京生まれ。絵本作家、イラストレーター、デザイナー。 1992年『ゴリラのジャングルジム』(福武書店)で絵本デビュー。著書に『森のクリスマス』『タムとトムのぼうけん』『ムトトがきたよ』(以上、ベネッセコーポレーション)、『もりのどうぶつ』(小学館)、『うんちコロコロ うんちはいのち』(岩崎書店)などがある。また小学校の教科書「せいかつ科」(光村図書出版)や「新版NEO 恐竜」(小学館)などにも挿画を提供している。
シフォンはお散歩が大好きです。そしていつも大急ぎなのです。お散歩で忙しいのはウンチをしたり.....
困った人がいると助けてあげたり..... お友だちと遊んだり.....
でも、ある日急に具合が悪くなって.....
ただ明るく楽しいだけの絵本ではなく、現実と向き合う内容の絵本です。
町で人気者のシフォンと飼い主のおじいさんのお話ですが、
おじいさんが落ち込み元気になっていく過程で、
読んでいるこちらも一緒に悲しくなって嬉しくなります。
切ない場面もあるけれど、でも誰かがいなくなることって
子供も今後身近で体験しだすと思うので、その受け止め方を
学ぶのにいいのかなと思います。 (ミュさん 30代・ママ 男の子2歳)
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