年齢別に、それぞれの発達段階に合った興味関心ごとをまとめた「えほん百科シリーズ」。 その姉妹シリーズは、「おはなし」で細やかな気持ちを育て、「うた」でのびのびと表現する力を伸ばす年齢別「うたとおはなし」絵本です。 『0歳のうたとおはなし』では、「おはなし」でスキンシップを楽しみ、「うた」で音の楽しさを知ることから始めます。抑揚のあることば、リズムのある歌が、赤ちゃんの言葉の世界を豊かにしてくれることでしょう。
まずは赤ちゃんが大好きな「おかお」のおはなし。お口をあーん、おめめをぱちぱち、えーんと泣き顔、にこにこ笑顔。絵を見せながら、実際に口を開けたり、目をぱちぱちさせて、話しかけてあげましょう。 「おおきなたいこ」の歌では、「おおきなたいこ どーんどん、ちいさなたいこ とんとんとん」と大小がとてもわかりやすく描かれています。歌うときも声の強弱をつけてあげると、赤ちゃんも喜んでくれそうですね。 続いて、ボールが転がる様子を擬音語と擬態語で表現したおはなし「ころころぽちゃーん」や、手遊び歌の「おせんべやけたかな」「いっぽんばしこちょこちょ」などでたくさん遊んだら、最後はシューベルトの子守唄でおやすみなさい。
それぞれの項目に「おうちのかたへ」と読むときのヒントが書かれていて、とくに手遊び歌や子守歌は、わかりやすく動作や歌いかたが解説されています。
監修を務めるお茶の水女子大学名誉教授・榊原洋一先生から、「親子の絆を深めながら、豊かなことばの環境をつくってあげましょう」というメッセージも。何度も何度も繰り返し読んであげることで、赤ちゃんとのコミュニケーションが深まっていきそうですね
(絵本ナビ編集部)
年齢で選ぶ「うたとおはなし」絵本の決定版! 赤ちゃんの好きな顔やオノマトペを豊富に盛りこみ、音の楽しさから発語を促します。
大好評「年齢別えほん百科」の姉妹シリーズ。 「おはなし」で細やかなきもちを育て、「うた」でのびのびと表現する力を伸ばします。
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