シリーズ四作目の舞台は沖縄本島北部の山原(やんばる)。海辺に建つ小学校に現れた菜の子ちゃんは、四年生のユージとともに、マジムン(妖怪)のブナガヤが落としていったサンニンの葉っぱを拾って届けます。今夜は「マジムン月」の満月の夜。森のキーヌシー(木の精)たちが、百年に一度、この満月の下でいっせいに卵を産むのです。その前に海の門を開けるのが自分の役目だというブナガヤ。葉っぱは、そのための大切な鍵でした――。
富安陽子さんの本は、我が子も何冊か読んできましたが、不思議な登場人物も出てきたりと楽しいですね!
その不思議な登場人物にも何だか読み手までもが親しみを感じてしまうんですよね。
こちらのお話もまさにそんな感じです!
沖縄のシーサーも大活躍します(笑)。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
|