音楽家の父の厳しいレッスンを受け、自らも勉強をして作曲家になったベートーベン。どんどん名曲を発表するベートーベンだが、「耳が聞こえなくなる」という絶望的な困難におそわれる。それでも音楽を作りつづけた彼が伝えたかったこととは? 『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!
■『ベートーベン』監修 平野昭先生のポイント紹介 ハイドン、モーツァルトと並んで「ウィーン古典派」の三大作曲家のひとりとして知られるベートーベン。 疑いもなく伝統的な形式や様式をならうことを嫌い、ハイドンやモーツァルトが完成させた交響曲や協奏曲、ソナタ等においてさまざまな革新的な表現を追究し続けました。この本には、そんなベートーベンの作った曲がたくさん紹介されています。 ベートーベンは、その後19世紀に広まった「ロマン主義音楽」にも大きな影響を与えました。 フランス革命が起こり社会体制が激変した時代の中で、音楽を貴族たちだけのものから市民たちの世界にも広げたベートーベンの生涯を描いています。
■目次 プロローグ 伝説の大作曲家 第1章 努力を続けた少年 第2章 “天才”との出会い 第3章 新しい時代へ 第4章 絶望の果ての手紙 第5章 喜びの歌
父親の夢に付き合わされて、大変なレッスンを受け続けていたベートーベン。
モーツァルトと縁があったのを初めて知りました。
耳が聞こえなくなる苦難を乗り越えて作曲に打ち込んだ・・・というのは有名ですが、こんなにも長期に渡って難聴に悩まされていたのですね。
人間関係、特に女性関係には恵まれていなかったように表現されていますが、それでも支えてくれる人があり、愛される作品を作り続けていく迫力が感じられました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子11歳)
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