むかしむかしのイースターの日、大きなお牛のアダムが、突然おこってあばれ出しました。村中の人びとが集まる中、アダムをおとなしくさせたのは、小さな男の子のカッレでした…。リンドグレーンの約50年前の作品です。
昔、アダムというとても大きな雄牛がいました。アダムは本当は、穏やかなやさしい牛なんですが、あるイースターの朝、突然怒り出したんです。なぜだかは誰にもわかりません。アダムは大きな声で鳴きながら、中庭を走り回って、みんなが心配して、そしてちょっとわくわくして見に来ます。みんなが手に負えないアダムをどうするか考えていると、カッレという小さい男の子が出てきて・・・。「長くつしたのピッピ」の作者リンドグレーンのお話しは、年長さんくらいから向きでしょうか。絵もとてもステキですよ。 (かあぴいさん 30代・ママ 男の子11歳、女の子9歳)
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