
シャーロックは兄に勧められ、学識を身につけるため、オックスフォードで暮らすことになった。『不思議の国のアリス』の作者でもある、変わり者のドッジソン教授に直接指導を受ける。シャーロックは、興味深い数理論や、最先端の技術に接し、新しい生活を楽しみはじめていた。 そのころ、解剖に使われる死体の一部が盗まれるという奇妙な事件が、たびたび起こっていた。ドッジソン教授にも疑いの目が向けられる。 シャーロックは、真相を突き止めるため、事件の起こる日を予測し、親友のマティとともに遺体安置所に乗り込んだ。そして、盗難現場に出くわし、遺体の送り先を突き止めることができた。 しかし、シャーロックが辿り着いたのは、背筋が凍るような不気味な場所。そこには、意外な人物と、意外な動機が待っていた。 若き日のシャーロック・ホームズの活躍を描く、シリーズ第7弾!!
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