図書館で偶然見つけた絵本です。
絵本に出てくるぴょんたは実在したうさぎで、このお話は
実話を元に書かれたようです。
保育所にやってきたぴょんたは、子供達や先生方にとても
かわいがられていましたが、ある日、カゴを抜け出してしまった
ぴょんたは大怪我をしてしまいます。
体が不自由になってしまったぴょんたを、なんとかして生かしてやりたい、
助けてやりたいと願う保育所の子供達、先生達。
最後まで前向きにぴょんたの世話を続けたみんなの姿を淡々と描いたところが、
読み手にもその時の状況がよく伝わってきて良かったと思います。
5才の息子は、まだ”死”というものを身近なところで体験していないのですが、
絵本を通じて、何か感じたものがあったように思います。
後から一人で何度も読み直していました。 (どんぐりぼうやさん 30代・ママ 男の子5歳)
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