組織に頼らず、いつまでも働く。そのために何を変えるか? 健康で長生きできるのは、良いことばかりでもない。何より心配なのが、老後生活資金の不足だ。年金財政は破綻必至。定年延長にも期待できない。唯一の解決策は、自立して働き続けることだ。高齢になっても職を得るには、どうすればよいか? 社会制度は何を変える必要があるか? 誰にも頼れない時代に老後の暮らしを守る方法を提言する。
第1章 老後資金2000万円問題の波紋 第2章 年金70歳支給開始だと3000万円必要 第3章 労働力減少を救うのは高齢者 第4章 高齢者が働ける社会制度を 第5章 高齢者はどう働けばよいか 第6章 高まるフリーランサーの可能性 第7章 私自身の経験を振り返って思うこと
安易な楽観論に流されることなく、日本経済の真実の姿を明らかにし、社会に警鐘を鳴らし続けてきた著者。今回は老後資金不足問題を取り上げ、「人生100年時代」の残酷な真実を浮き彫りにします。人口減少時代に、日本社会はどのように制度を変えていかなければならないのか? そして、誰にも頼れない時代に、私たちはどうやって自分や家族を守ればよいのか? そろそろ本気で人生設計が気になり出した方、必読の一冊です。[編集部]
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