雑誌の国のKUMAGUSU 19世紀末、最先端の都市ロンドンに留学し、 国際学術誌『ネイチャー』『ノーツ・アンド・クエリーズ』『フラヘン』に376篇もの 英文論考を寄稿した南方熊楠の営為を捉えなおす、気鋭の力作。
イギリスと東洋が関係を深めつつあった19世紀末、 当時、最先端の都市だったロンドンに留学し、 大英博物館リーディング・ルームを主たる舞台として 世界各国の辞書や事典を渉猟し、学問的研鑽を積んだ熊楠は、 いかにして欧米の学術空間に受け入れられたのか。
国際学術誌『ネイチャー』『ノーツ・アンド・クエリーズ』『フラヘン』に 376篇もの英文論考を寄稿し、東洋からの知見の提供によって、 近代科学の発展を支えた南方熊楠の営為を 歴史的・国際的な視点から捉えなおす、気鋭の力作。
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