アナザー1964 パラリンピック序章

アナザー1964 パラリンピック序章

著: 稲泉 連
出版社: 小学館 小学館の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,870

「アナザー1964 パラリンピック序章」は現在購入できません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2020年03月18日
ISBN: 9784093887403

304ページ

出版社からの紹介

あの日の主役は僕らだった!

五輪とともにパラリンピックが開かれることになったのは約1年前。傷痍軍人や障害者ら53人は突如「選手」として大会を目指すことになった――。

ある出場者はこう回想する。
「当時の日本は、やって来た外国人から『日本に障害者はいないのか』と聞かれていたような時代。息子も娘も出るのを嫌がって、家族も出すのを嫌がって、みんな家の中に引っ込んでいたんだから」
障害者スポーツという概念は存在しない。彼らは、人前に自らの姿を晒すことさえ、抵抗があった。だが、いざ大会が幕明けすると――。
「競技場へ行って思ったのは、この大会は我々が主役なんだということでした。お客さんたちも僕らを主人公として見てくれていたと確かに感じる雰囲気があったんだ」

物怖じする出場者らを励ましながら大会に送り出した異端の医師・中村裕(「太陽の家」創設者)。会場で外国人選手をエスコートした”元祖ボランティア”語学奉仕団。その結成に深く関わり、その後も障害者スポーツをサポートした美智子妃・・・出場選手たちのインタビューに加え、大会を支えた人々の奮闘も描く。

列島が五輪に熱狂した1964年に繰り広げられていた、もう一つの物語。

【編集担当からのおすすめ情報】
大宅賞作家による取材期間5年ごしのノンフィクションです。パラリンピックはどこからやってきたのか。2020年大会を前に、ぜひ皆様に知ってもらいたいです。

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ

  • ねこはるすばん
    ねこはるすばん
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもったら、? 留守番の間に、こっそり猫の街にでかけて



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット