ムーミンの短編が、美しい絵本に!
短編集『ムーミン谷の仲間たち』所収の 「世界でいちばんさいごの竜」が、 1冊の絵本になりました。
ある日、ムーミントロールは、 池で小さな竜をつかまえました。 池にしずめたガラスビンの中に、 竜が入っていたのです。
竜をペットにすることに決めた ムーミントロールは、 こっそり自分の部屋に持ち帰りました。 ガラスびんのふたをあけると、 竜はおこったように、ムーミントロールにむかって 小さな炎をはきました。
竜は、家じゅうのみんなにかみつくし、 ムーミントロールにも、ぜんぜん なついてくれません。 ところが、親友のスナフキンの肩には 自分から飛び乗って、なじんでいます。 複雑な思いのムーミントロールでしたが…?
ムーミントロールとスナフキンの友情を 一匹の竜を介して描いたお話です。
ムーミントロールが、庭の池で見つけた小さな竜。
ところが、この竜はムーミントロールにちっとも懐きません。
それどころか、スナフキンに懐いています。
小さな竜のことも、大事な友だちムーミントロールのことも思いやるスナフキンの対応がカッコいいです!
ちゃんと読み応えもある文章量で、小さな子にも楽しめるムーミンの絵本です。 (ピーホーさん 40代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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