どうしても欲しかった一冊で、
既に絶版、図書館にもなく中古本も手に入らない中、
出版社に問い合わせて運よく残っていた一冊を、
直接、購入させていただきました。
ネパール農民チャンバと、
ヒマラヤの神さまとのお話。
神様って、もっと優しいかと思ったら、
チャンバにちょっと意地悪をして、
雨をふらせないようにしてしまいます。
雨に、降るな!というと、
雨は、「カエルに言ってください。」
カエルに、「鳴くな!」というと、
カエルは、「ほたるに言ってください。」
このたらいまわしと、神様が意地になってる姿が面白くて、
つい笑ってしまいます。
お話も簡単で分かりやすいけれど、絵もとっても素敵。
ネパール語の対訳もついていて、
何回でも、ゆっくり読み直したい絵本です。
最後に、神様が実った稲を見て満足そうなのも、
ちょっとつっこみたくはなるけれど、
でも素敵な結末だと思いました。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子7歳、女の子3歳)
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