新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

おおきなかぶとちいさなかぶ
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おおきなかぶとちいさなかぶ

  • 絵本
作: きしら まゆこ
出版社: 教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2020年07月03日
ISBN: 9784774622262

出版社のおすすめ年齢:2・3・4歳〜
190mm×210mm 42ページ

みどころ

みんなが大好き『おおきなかぶ』のおはなし。でも、この絵本はちょっと違います。
ページがさらに広がる観音開きのしかけがあって、開くと『おおきなかぶ』のサイドストーリーが読めるんです。

おじいさんの畑に、大きなかぶができました。
しかけを開くと、その横に広がるのは、おじいさんネズミの畑。そこには、小さなかぶがたくさん!
おじいさんと、おじいさんネズミは、自分の畑にできたかぶを抜こうと引っ張ります。

おじいさんは「よっこらしょ」
大きなかぶは、抜けません。
おじいさんネズミは「よいしょ」
小さなかぶは、すぽーんと抜けました。

おじいさんは、おばあさん、孫むすめ、イヌ、ネコと一緒になって、
「よっこらしょ」「よっこらしょ」「よっこらしょ」「よっこらわん」「よっこらにゃー」と引っ張りますが、やっぱりかぶは抜けません。
そうしている間に、ネズミたちは、小さなかぶを全部抜いてしまいました。
かぶを抜き終わったネズミたち、「よし! わしらもてつだおう‼」とおじいさんたちのかぶに合流します。
さて、ネズミたちが加わって、いよいよかぶは抜けるのでしょうか……?

なじみ深い昔話にも、こんな「もしも」のおはなしがあったら……と思うと、しかけをめくるのがどんどん楽しくなってきます。
特におじいさんたちが苦戦している横で、ネズミたちもせっせとかぶを抜いていく様子が軽快で、
「よっこらしょ」「よいしょ」などの掛け声の繰り返しも、一緒に声にだすと、さらに盛り上がりそうです。

しかけを使って昔話を面白く、新しくアレンジした「2WAYおはなし絵本」には、同じく昔話「3匹のこぶた」をモチーフにした『3びきのこぶたと4ひきめのこぶた』もあります。
こちらも、ぜひチェックしてみてください。作者のきしらまゆこさんが、次にどんな昔話をアレンジするのか、続編が待ち遠しいシリーズです。


(絵本ナビ編集部)

おおきなかぶとちいさなかぶ

おおきなかぶとちいさなかぶ

出版社からの紹介

なかなかぬけない大きなかぶのおとなりに…、スポンとぬける小さなかぶ?! 
だれかの呼んでる声に気づいて「ぼく、ちょっといってくる!」と駆けだしたのは…? 
そのまま読むと「おおきなかぶ」のお話が楽しめて、しかけを開いて読むと「あたらしいお話」が楽しめる、2WAYおはなしブック!
好評『3びきのこぶたと4ひきめのこぶた』につづくシリーズ第2弾です。
「おおきなかぶ」のすぐそばで広がる、ささやかで爽やかなストーリー。
小さな声と小さな力が重なって生まれた、晴れやかな新しいエンディングをお楽しみに!

ベストレビュー

一味 違って、美味しい

全ページ、お試し読みで読みました。
誰もが知っている、おおきなかぶのおはなし。
絵が現代的でかわいいタイプなのかな、、と開いてみました。
横にかわいらしいちいさなかぶばたけが!
スポン、スポンと簡単に抜けてゆくちいさいかぶばたけから
目が離せないです。
ねずみさん家族のパワー、助けになりましたね。
面白かったです。
(capellaさん 70代以上・じいじ・ばあば )

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