うさぎが一本橋をわたっていくと、橋の上で、おおかみはおおいばり。「おれがさきだ。もどれ」と、だれが来ても通してくれません。ある日、大きなくまが渡ってきて、驚いたおおかみはくまに橋をゆずりますが、くまはもっと大きな心の持ち主でした。なんとおおかみの体をひょいと持ち上げて…。親切にしてもらうと、他人にも親切にしてあげたくなってしまう。一本の橋の上で起こるドラマを鮮やかに切り取った傑作。
おおかみがいじわるばかりしてたのは、今まで優しくされたことがなかったからなのかな
怖がられて寂しかったのかな
くまさんの親切が本当に嬉しかったんですね。
その気持ちを大切にしているおおかみが何とも愛しいです。
本当はとても純粋で素直な心の持ち主なんですね。
大人になって自分用に買いましたが、古い方は甥っ子に読んであげてます。
読んだ後はいつも「くまさんかっこいいね」「くまさん力持ちだね」とお話します。
子供さんに是非おすすめしたい一冊です。 (ねんねこしゃんさん 20代・その他の方 )
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