型抜きに様々な色と模様をあわせると動物が浮かび上がります。言葉のリズムも良い一冊。シリーズ第3巻はおしろが舞台。
「この本おもしろいよ」と息子に勧められました。しかけ絵本です。発行を見たら2007年5月と新しい本でした。
「さかなさん さかなさん いったいなにからにげているの」というページでは魚が切り抜かれていて中はビニールが貼られており下の模様が浮き出ています。ページをめくると全く別の絵が出てくるしくみになっています。
絵や色は中国風。ストーリーを楽しむ本というよりは、色の鮮やかさとしかけを楽しむ本です。文章が少ないので、2歳ぐらいから楽しめるのではないかと思います。
石津ちひろの訳がリズム感があって良い調子です。
息子はしかけ絵本が好きなので、すっかり魅了されたようでした。こういう感じの絵本を見たことがなかったので新鮮に感じました。ぜひ手にとって楽しさを体験してください。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子5歳)
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