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この絵本とは旅先の雑貨屋さんで出会いました。
絵本らしきものは他になく、雑貨類の脇に、部屋を飾るインテリアとしてどうでしょうか?おしゃれでしょ!というように置かれていました。
その頃はまだ絵本に興味を持つ前でしたが、つい衝動買いしてしまいました。嫁さんの反応も良かったと記憶しています。
A4の縦半分くらいの大きさで、折り畳んであるページが横に広がって、一見巻物のような装丁です。
1ページごとに1本の木とその木を表す一言(“とんがり”とか“びっしり”など)が書かれていて、そのことばに似た表現で人や動物が出てきます。(“そっくり”とか“びっくり”など)
1ページ、一言で完結ですが、横に一本道が続いていき、季節も流れ、最後のページでは告白のシーンがあったりして、起承転結、なんだかひとつの物語を読んだような木(気)になれます。
巻物調なので裏もあり、見てみると“ちょっぴり”した発見もあったりして楽しめます。
1ページに一言なので、どう読み聞かせしようかなぁと思って、「木に(虫が)びっしり、(この人)木を見てびっくり」とかアレンジして読んであげると、子供も面白かったようで、文章でも暗記してしまって、ページをめくる前から次の文章を読んでしまうようになりました。
子供の吸収は早いなぁと驚きました。
それからしばらく、外で特徴的な木などを見つけると「あ〜っ!あの木はとんがりだねぇ」なんて言って喜んでいました。
一言ゝはとても柔らかくて、覚えることで表現が豊かになるような“ことば”ばかりですから、“ことば”を覚え始めた頃のお子さんにお薦めします。親子で“ことば”遊びをしてボキャブラリーを増やしてあげましょう。 (伴門陶汰さん 30代・パパ 男の子4歳)
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