2015年に国連加盟国が合意して決めたSDGs。その意味は「持続可能な開発目標」ですが、 ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。
シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説していきます。本書では、目標4「質の高い教育をみんなに」の内容や、世界や日本における教育格差の実態と背景について必要な基礎知識を得ることができます。
ページ数は32ページとコンパクトながら、巻頭に絵本がついていたり、さまざまなデータ資料がついていたりなど、子どもにもわかりやすく、なおかつ詳細な情報ものっているので、中身の濃い一冊です。
<もくじ> 絵本で考えよう!SDGs ミンダナオ子ども図書館/世界地図で見る「世界の教育」/1.質の高い教育とは?/2.教育格差とは?/3.世界の主な国ぐにの教育制度/4.日本での教育格差の現実/5.教育格差をなくすには?/6.わたしたちにできること/7.だからSDGs目標4/くもの巣チャートで考えよう!/目標4のターゲットの子ども訳/SDGs関連資料@/SDGs関連資料A/SDGs関連用語解説/さくいん
「教育」という問題において、こんなにも世界では違いと格差があるのだということを痛感します。
日本の子供達はいかに恵まれているかを、読み手の子供達も知ることでしょう。
しかし、日本でも教育格差があるのもまた事実。
親としても色々感じ考えるものがありました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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