脳科学の実験において脳賦活化を扱う場合,それは症例の特徴的な症状を知り, 脳内機序を明らかにするために行われるべきである。任意課題の施行時に活動す る脳部位を同定し,得られた結果と臨床症候をどのように統合して解釈すればよ いのか。実験の概略と計画のノウハウを初学者に向けて解説。症例報告の仕方に ついても整理。
【主な目次】 第1章 研究のバックグラウンド 第2章 認知機能の基本的な枠組み 第3章 症例研究 第4章 症例研究が示すもの 第5章 症例報告の仕方 第6章 群研究 第7章 脳賦活化実験 第8章 症例研究に脳賦活化実験を活かす 第9章 実際例 第10章 症例研究と脳賦活化実験のあるべき姿とは?
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